この記事では、読者に伝えるべきことを最短距離で伝え、検索エンジンにも評価されやすい書き方についてのコツをカンタンにまとめています。
ブックマークして記事を書きながらこのページをチェックすることで、あなたの記事のクオリティは間違いなくアップします。
冒頭にリード文をつけよう
記事には「構成」があり、その構成に当てはめて書くようにすることで、読者が読みやすくなる記事を書くことができます。
まず本文に入る前に「リード文」を冒頭に書きましょう。
リード文には「この記事では何が書かれていて、読むことで何が得られるか」を端的に読者に伝える役割です。
遠回りに書かず、単刀直入に、明快に書きましょう。挨拶は不要です。
この記事のリード文もチェックしてください。
見出しをつけることで格段に読みやすく、読者にも検索エンジンにも好印象
記事は必ず見出しを作って構成してください。
見出しをつける理由は3つ：
1.読者のため
見出しを作ることで読者が、何が書かれているか全体像をさっと把握しやすく、情報の取捨選択をしやすくなります。
2.検索エンジンに伝えるため
検索エンジンは記事タイトル、その次に見出しを優先してチェックします。なぜならそこを見ることで何が書かれているかを判断するためです。
3.記事の質をアップできる
思いついた順に書いてゆくと、初めに書こうと思った意図とずれたところに着地します。
まるでおしゃべりのように脈略ない文章が展開されてしまいがちです。無駄や重複も入りやすいです。
記事の質のアップをするためには全体の構成を大まかに決め、それから書きます。初めはめんどく臭いかもしれませんが、こちらの方が格段に頭の整理がされやすく、言いたいことが自分に明確になります。
それはすなわち、読者に要点をはっきりと伝えやすくなるということです。
記事の構成については後述します。
見出しをつけることは検索エンジンに記事の内容を伝えやすくすること
見出しをつけるとは、見出しタグをつけることを意味します。見出し用の文書に太字にしてフォントサイズを大きくすることではありません。
見出しタグをつけることで、検索エンジンに「この一文は見出しである」ことを伝えることができます。
また、見た目に関してはあらかじめ設定してある見出し用デザインが適用されるので、読者も見出しであると理解します。
見出しにふさわしいデザインになっていますから、見出しには自分独自での装飾は不要です。
記事の構成はビジネス文章で使われる「PREP」を意識する
記事の構成は、ビジネスの「プレゼンテーション」によく使われる「PREP法（プレップほう）」を意識すると良いでしょう。
PREP法とは
- Point（この記事で伝える要点）
- Reason（その理由）
- Example（具体例や事例など。例えば、、に始まるもの）
- Point（結論のまとめ）
上記の構成です。
「要点を先に書く」は強い文にするための鉄則
先に要点（結論）＝つまりこの記事でもっとも重要なポイント、核となるものを先に伝える。これはWEB文章の鉄則です。
これによって読者が読み進めるかを判断することができるます。
「思いついたまま書かれた記事」はいつまでたっても言いたいことが分かりません。
忙しい読み手はどこまで読めば何がわかるのか？五里霧中の状態で、途中で飽きて離脱してしまいます。
要点を先に書くとは、もっとも核心となる内容がなんであるかを書き手が明確にすることが、書く前のやるべきことなのです。
一つの項目が必ずしも一つの見出しになるとは限りませんが、全体の文章を書く順としてはこれをしっかりと意識しましょう。
PREP法にする大きなメリット
毎回、書くたびに意識して構成することで、書く前に「この記事でもっとも大切なことは何か？」を自分で明確にすることができることです。
多くの人は「ぼんやりしたアイディア」の状態だけでいきなり編集画面に向かい、書きながら考えます。
このやり方は非常に時間がかかります。
慣れないうちは大変かもしれませんが、これをやることで格段に見やすく「強い」文章を作ることができます。
ぜひやってみてください。
見出しは「H2」を使い、H2の下にはH3を使おう
記事にまず使う見出しタグは「H2」です。記事のエディターの「段落」を選択し、見出しのレベル（2、3など）を選びます。
H2の下にさらに見出しをつけたい場合は「H3」
この↑見出しのように、H2の下の文章をさらに見出しをつけて内容を小分けするときは「H3」をつけましょう。
そのさらに下は「H4」がありますが、自分で把握できる範囲にとどめておくことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
もう一度最後に確認しましょう。
- 記事には本文に入る前に「この記事に何が書かれているかを端的に伝えるリード文を書く」
- 記事には見出しをつける
- 見出しを作るときに伝えるべき情報を書く前に整理できる
- PREP法を意識し、要点を明確にすることで相手を引き込む文章ができる
- 見出しタグはH2を使う
- H2の下をさらに見出しで区切る場合はH3タグを使う
これを読んで、「こんなこと、意識しながら書くのめんどくさい〜！」と思ったでしょうか？
しかし「思いに沿って」書いた読まれない記事」を生み出してしまうデメリットと、この方法に則って書いた記事が読者と検索エンジンに評価されるメリットと、同じ時間をかけるならどちらが良いでしょうか？
現代人は忙しく自分の記事に丁寧に付き合うことはないのです。
あなたを必要としている人に届く記事を、たくさん生み出してゆきましょう。
